【セルタ】フラン・エスクリバ監督、発言の真意について釈明

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マドリー戦後の発言で波紋を呼んだフラン・エスクリバ監督

開幕戦のレアル・マドリー戦後、クラブの補強方針や現有戦力に関して苦言を呈しているとも取られる発言をしたことによって一部で波紋を呼んだフラン・エスクリバ監督は、自身の発言に関する釈明を行っています。

フラン・エスクリバの以前の発言はこちら

【セルタ】開幕戦の敗北とフラン・エスクリバの恨み言
開幕戦でレアル・マドリーに0-3で敗北したセルタ・デ・ビーゴ。監督のフラン・エスクリバの記者会見はいくつかの示唆に富んだ内容でした。彼の”恨み言”について考察してみます。

レアル・マドリーは交代出場で3人の代表クラスの選手を使うことができたが、私はカンテラの”坊や”を1人ピッチに送り出すのがやっとという有様だ。

波紋を呼んだのは上記のコメントが主な原因になっているわけですが、この発言に関しては2日前に行われた定例記者会見に出席したスペイン代表FWイアゴ・アスパスが養護とも取れるコメントを残しています。

監督の発言について色々な意見があるのは耳にしているが、ある意味で彼の発言は間違っていない。負傷者の問題はたしかにその通りではあるし、重要な選手がかけている状態だったのは間違いない。

個人的には周囲が騒ぐほどのことではないと思っている。

デニスやサンティのような実力のある選手が加入し、期待が高まっている中で開幕を迎えたが、結果は思うようなものではなかったしサンティは実際にプレーできなかった。コンディションがまだ整っていない選手もいる中で監督としてもプレッシャーがあるのは確かだ。

それにシーズンは始まったばかりでこれからの道のりも長い。

重要なのはこれからどのようにシーズンを戦っていくかということで、一つの結果や一部の発言を切り取って騒ぎ立てるような時期ではないと思っている。

引退後はセルタのスポーツディレクターになる希望を持っているとも言われているアスパスらしい優等生な発言ではありますが、この発言には一理あると僕も個人的には考えます。

クラブの方針に異を唱えたというニュアンスの報じ方をしたメディアもありましたが、実際にエスクリバの発言を注意深く聞いてみれば、批判的なコメントというよりは単なる愚痴の範囲内ではないかと思いますし、デニス・スアレスやサンティ・ミナの加入に対するファンの期待と同様に監督としても彼らの加入で戦術の幅が広がったと思っていたことは事実でしょう。

マドリーのベンチから続々と各国の代表クラスが交代で出場してくる現状に対して、自分の打てる手段がカンテラの18歳だけというのは確かに愚痴りたくなるのもわからないではありません。

欲を言えばあまり余計なことは言わずに「次頑張る」程度にしておけば大した話にはならなかったのかなとも思いますが、うっかり口を滑らす監督というのは珍しい存在ではありませんし、アスパスが言うように今の時期にこういった発言を切り取って騒ぎ立てたところで何かが変わるわけでもありませんから、アスパスの火消しコメントは懸命な判断だったのではないでしょうか。

フラン・エスクリバ監督の最新コメント

私の発言が誰かにとって不愉快なものだっただろうことは理解している。正直言うと言葉足らずな部分があったと思うし、誤解を招いたことは不運なことだった。

したがって、不快な思いをした人々にはこの場を借りて謝罪したい。

フラン・エスクリバ監督はバレンシア戦に向けての前日会見で上記のようにコメントし、発言の意図が思うように伝わらなかったことを明らかにしつつ、関係者に対して謝罪の意思を示しています。

レアル・マドリー戦後の発言に関してはこれ以上のコメントはなく、ひとまずは発言に対する謝罪の意思を示したことによって幕引きを図ったという見方が正しいのでしょう。

記者会見では冒頭のこのコメントに引き続いてバレンシア戦に向けてのコメントが続いています。

メディカルスタッフからプレー可能と判断され、バレンシア戦に向けたメンバー入りが決まっているDFウーゴ・マージョとFWサンティ・ミナに関しては、

スタメンとしてプレー可能なコンディションだと判断できれば、彼らが試合開始からプレーすることになるだろう。

サンティは2週間の負傷で済んでいたが、ウーゴに関してはプレシーズンからずっと負傷していたので注意深く状況を見ておく必要はある。

とコメント。

2名ともがスタメンでプレーするかどうかについては明言しませんでしたが、コンディション次第ではウーゴ・マージョもいきなりスタメンに復帰する可能性はゼロではないようです。

肝心のゲームプランについては、

レアル・マドリー戦と同じような過ちを繰り返すわけにはいかない。

バレンシアはここ数年同様に良いチーム状態にあり、非常に統制された集団だ。どのようにプレーすべきかをよくわかっており、前線はうまくスペースを使ってくるFWが揃っている。

我々が問題を避けるためには彼らのパスが前線に届く前にしっかりと守備をしていかなくはならないだろう。

特にダニ・パレーホは替えがきかないタイプの非常に危険な選手だ。彼を自由にさせないことが我々にとって最も重要なことになるだろう。

とコメントし、まずは守備をしっかりと行うことでダニ・パレーホを中心にしたバレンシアのパス供給を止めることが必要になるとの見方を示しています。

また、レアル・マドリー戦後のコメントに対して補足をするように以下のコメントも残しています。

チームとしては昨シーズンよりも良くなっていると考えているし、良い選手も補強できている。良いシーズンを送れることになるだろうと確信しているし、現在のチームには満足している。

例えばアイドゥーは国際経験も豊かでセンターバックとして非常にアグレッシブでスピードもあり、優秀だ。

パペ・シェイクにしても我々が必要とするディフェンシブなセントラルMFとして適正なポジションの選手であり、直近の移籍で加入した選手たちはチームを助けてくれるだろう。

上記のようなコメントをレアル・マドリー戦の直後に出していればよかったのでしょうが、タイミングというものもあるのでいまさら言っても仕方がないのかもしれません。

とにもかくにも、リーグ戦は始まっており目標も明らかです。

これから続いていく長いシーズンでエスクリバがどのように戦っていくのかを注意深く見守っていきたいと思います。

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