【セルタ】アトレティコ戦に向けたセルタの動向

La Liga情報

レッドカード2枚の後にアトレティコ戦を控えるセルタ

スペイン現地時間9月21日土曜日に行われるラ・リーガ・サンタンデール第5節。

セルタ・デ・ビーゴはアウェーのエスタディオ・ワンダ・メトロポリターノでアトレティコ・マドリーと対戦します。

9月14日の第4節でアトレティコはレアル・ソシエダに敗れているものの順位としては現在2位。

対するセルタは9月15日のグラナダ戦に勝利すれば7位まで順位を上げられる可能性がありましたが、VARのの追加判定による退場者が2人出た影響で0−2で敗戦し、順位としては現在16位になっています。

一般的には38試合行われるラ・リーガの4試合が終わった段階である今の順位を気にして必要以上に騒ぎ立てることはない、と言えるのかもしれません。

ただし、昨シーズンのセルタはギリギリ17位での残留を果たしているわけで、「まだリーグ戦は始まったばかり」と悠長に構えている余裕があるわけではありません。

焦りは禁物とはいえ、降格回避のためには降格圏から勝ち点10〜15の差をつけておきたいところであり、その観点からするとあまり余裕を持って構えているわけにはいかなというのがクラブとしても本音でしょう。

開幕からの3試合をレアル・マドリー、バレンシア、セビージャという強豪と戦い勝ち点4を確保していたセルタとしては昇格組のグラナダにきっちりと勝利して勝ち点を伸ばしたいところでした。

しかし残念ながら今シーズンから導入された新ルールとVARによってその思惑はアテが外れ、そして今節では再び強敵であるアトレティコとのアウェー戦に臨むことになります。

グラナダ戦で2人の退場者を出したとは言え、セルタの内情的には必要以上に悲観的になる必要はないかもしれません。

ラフィーニャの復帰に可能性あり

スペイン最大のスポーツ紙MARCAは第5節のアトレティコ戦に向けて、ブラジル人MFラフィーニャ・アルカンタラが復帰する可能性があると報じています。

ラフィーニャはレンタル移籍での加入が発表された直後に参加した10日前の練習中に大腿二頭筋を痛めて負傷離脱しており、グラナダ戦でのセルタ再デビューがお預けになっていました。

2日前にビーゴの地元紙FARO DE VIGOが報じた内容ではアトレティコ戦での復帰もまだ見通しが立たない可能性があるとのことでしたが、その後の回復状況は順調でスペイン現地時間の9月20日金曜日にクラブのメディカルスタッフが最終チェックを行い、そこでの診断次第で出場OKの判断が下る可能性が出ているようです。

復帰の可能性はラフィーニャ同様に負傷離脱中のDFダビ・コスタスも同様で、仮にラフィーニャとコスタスの両名が復帰ということになればグラナダ戦で退場しアトレティコ戦に出場停止となっているDFホルヘ・サエンスとMFフラン・ベルトランの穴はほぼ埋められると考えてもいいでしょう。

一方でウルグアイ人FWガブリエル・”トロ”・フェルナンデスは風邪の影響で今週の全体練習には参加しておらず、前線の駒という意味ではむしろこちらのほうが懸念材料であると言えるでしょう。

アトレティコの激しい守備に対して消耗することが考えられるイアゴ・アスパスとサンティ・ミナのことを考えれば、ボールを収めることに適しているトロ・フェルナンデスの存在は時間帯と展開次第では必要且つ考慮の余地があるオプションだと僕は考えています。

トルコ代表MFオカイの復帰

ラフィーニャとコスタスの回復状況同様にセルタにとって朗報となるニュースがトルコ代表MFオカイ・ヨクスルの復帰です。

今シーズンのセルタはセントラルMFのコンビにスタニスラフ・ロボツカとフラン・ベルトランを採用していましたが、これはオカイが負傷により長期離脱していたことによる緊急措置でしかありませんでした。

幸いなことにフラン・ベルトランが調子を上げてプレー内容も良くなっていたので大きな問題にはならず、むしろベルトランのバランス意識が向上したことによってベルトラン自身が成長していたため、仮にオカイの復帰が更に長引くことになったとしても戦力への影響度合いは少ないのではないかとすら思える状態になっていたことは確かです。

しかしベルトランはグラナダ戦で退場処分を受け、入れ替わるようにオカイがメディカルスタッフから復帰OKの診断を受けているため、アトレティコ戦ではベルトランの位置にオカイ。そしてこれまでベルトランが担当していた役割を本来行っていたロボツカが入れ替わることになるかもしれません。

仮にオカイのスタメン出場がまだ早いということであってもコンディション的に問題のないパペ・シェイクが初スタメンで出場する可能性も残されているため、グラナダ戦でのサエンスとベルトランの退場は痛いものであったとは言え、セルタのメンバー構成とチーム力には致命的な打撃を与えずに済みそうな気配が漂っています。

とはいえ、現在のセルタでプレーするメンバーにおいてアトレティコホームの試合で勝利した経験があるのはウーゴ・マージョ、イアゴ・アスパス、そしてGKルベン・ブランコの3人だけです。

最後にセルタがアトレティコとのアウェー戦で勝利したのは2016年1月27日のコパ・デル・レイでのことで、この試合ではチリ代表MFトゥク・エルナンデスの2ゴールとスウェーデン代表FWヨン・グイデッティのゴールで3−2の勝利を飾っています。

しかしこの試合に出場していたメンバーは前述の通りルベン・ブランコ、ウーゴ・マージョ、イアゴ・アスパスの3名しかおらず、前回の勝利という結果を振り返ることにはあまり意味はないでしょう。

リーグ戦でのアトレティコ戦アウェーでの勝利という観点では2006−2007シーズンまで遡ることになり、既に13年前の出来事です。

もともとセルタはアウェーに恐ろしいほど弱いチームなので、ファンとしては今週末のアトレティコ戦では「負けなければすべてOK」という感覚です。

少なくとも勝ち点1が取れれば御の字。

勝利することは理想ではありますが、とにかく勝ち点を積み上げていくという現実的な選択をセルタが取れるのかどうか、という点に僕は個人的に注目してみていきたいと思っています。

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