メッシ、フリーキックで600ゴール目を記録 Messi marca su gol 600 de falta directa
バルサの「10番」は現行のチャンピオンズリーグ12シーズン・133試合で112ゴールを記録
バルセローナを拠点にするスペインのスポーツ紙Mundo Deportivoによると、リオネル・メッシはチャンピオンズリーグ12シーズン目で133試合112ゴールを記録。1試合あたり1ゴールとまではいかないものの、84%という高い得点率を誇っています。
スペイン現地時間5月1日21時から行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝第1戦、対リヴァプール戦をホームのカンプ・ノウで戦い3−0で勝利したバルサ。この試合でメッシは2ゴールを記録し勝利に貢献しました。75分の自身1点目となるゴールから7分後、82分に決めた直接フリーキックはまさに芸術的とも呼べるものでした。
試合終了間際にもカウンターアタックからハットトリックを達成するかと思われた場面もありましたが、結局この試合のメッシは2ゴールを記録し試合終了を迎えています。
2005年の初ゴールから14年
マンチェスター・ユナイテッドと対戦したチャンピオンズリーグ準々決勝で記録した得点で、キャリア597ゴール目となっていたメッシ。以降は国内リーグであるラ・リーガ・サンタンデールでレアル・ソシエダ、アラベス、レバンテと3試合を戦う予定になっていましたが、レアル・ソシエダ戦、アラベス戦ともにゴールすることはできず、598ゴール目は2018−2019シーズンのラ・リーガ優勝を決めた第35節レバンテ戦で記録することになりました。
メッシのプロ初ゴールは2005年。当時バルサに所属していた、ブラジル代表(当時)ロナウジーニョからのアシストを受けてのもの。その後は驚異的なペースで得点を記録。重ねに重ねたゴールの内訳は下記の通りです。
※2019年5月1日終了現在。
- リーグ戦:417ゴール
- コパ・デル・レイ:50ゴール
- チャンピオンズリーグ:112ゴール
- スペイン・スーパーカップ:13ゴール
- ヨーロッパ・スーパーカップ:3ゴール
- FIFAクラブワールドカップ:5ゴール
キャリア通算で684試合600ゴールですから、今日現時点での生涯得点率が87.7%と異常な得点率です。
またメッシは2018−2019シーズン全体でここまで既に48ゴールを記録しており、チャンピオンズリーグだけでも12ゴールを記録。今シーズンのゴールデンブーツ賞受賞がほぼ間違いないと言われています。
ワールドカップやコパ・アメリカなどの国際大会においてはタイトルに恵まれず、母国アルゼンチンではなぜか執拗に批判されることも多いメッシ。しかし、ことバルサにおいては絶対的なリーダーとして君臨し続けており、「Culé=クレー」と呼ばれるバルセローナのファンから絶大な支持を受けています。
今年の6月24日で32歳を迎えるメッシですが、いまだにそのテクニックと得点力は衰えず、留まるところを知りません。
今シーズンどこまで得点数を伸ばせるのか
今シーズンの残りも5月7日のチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、5月25日のコパ・デル・レイ決勝(対バレンシア)、ラ・リーガ3試合をプレーすることになるであろうメッシ。
もしチャンピオンズリーグ決勝に進出した場合は6試合をプレーすることになるため、生涯得点率から予想すると、理論上あと5ゴールを記録してもおかしくありません。
今シーズンの欧州サッカーシーズンも残りわずか。メッシがどこまで得点を伸ばせるのか。
チャンピオンズリーグ優勝はどこが達成するのか。
まだまだ目が離せそうにありません。