【セルタ】ベティス戦に向けたオスカル・ガルシア監督コメント

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ベティス戦前日のオスカル・ガルシア監督記者会見

ラ・リーガ・サンタンデール2019−2020シーズン第34節、ホームでのベティス戦を控えたセルタ・デ・ビーゴのオスカル・ガルシア・ジュンジェン監督が記者会見を行っています。

ルーカス・オラサの件は驚くべきニュースだったと思うが、チームにとってはもちろんプラスの要素だ。実現のためにフェリペ(・ミニャンブレスSD)とクラブの各スタッフが最高の働きをしてくれたことは言うまでもないし、その結果として今シーズン終了までの残留のみならず来シーズンも含めての残留だということは特に重要だ。

ベティス戦に関して言えば、何度も言っているように非常に重要な試合であることは明白だ。毎試合そうだしマジョルカ戦も同様だったが・・・まあいい、マジョルカでのことはもう過ぎたことだから目の前の試合に集中しなくてはね。

・・・何が起きたか分析することは大事だから分析結果について言及しておくと、マジョルカ戦ではとにかくチーム全体のプレー結果が悪く出たということにつきる。

我々はチームとして20回以上相手のエリアに辿り着いていたが、通常ならその頻度で相手エリアに迫ればもう少し多くのゴールが生まれる傾向がある。しかしマジョルカでの試合ではそれがことごとく望まない結果になってしまったのが事実としての結果だ。

反対にマジョルカの場合は6〜8回程度のチャンスで最終的に5ゴールを生み出すことができたという結果につながっている。

我々はチームとしてまとまっているし、選手層も素晴らしいクオリティーを誇っている。バルセローナ戦で示したようなプレーをできると誰もが知っているし、あのような最高の状態のチームで毎試合対戦相手に向き合いたいといつも思っている。

当然のことだが、「簡単な相手」というのはどこにも存在しないし、プリメーラ・ディビシオンは特にそうだと言える。したがって毎試合自分たちのベストパフォーマンスを発揮するということは非常に重要なことだ。

(判定についての質問へ回答)
選手たちも我々コーチ陣も自分たちの仕事に集中して試合に臨んでいたのは間違いないが、試合の中には我々自身でコントロールできることと、そうではないことが混在するものだ。例えばマジョルカ戦で起きたことのようにね。

とにかく、我々にできるのは他のいかなる試合やマジョルカ戦でもそうしたように、良い試合をしようと準備し続けることだけだ。

マジョルカでの敗戦は単にディフェンス陣が悪かったからとかそんなことではなく、チーム全体としての結果だと受け止めている。失点したのは事実だが、反対に得点を取れていなかったのもまた事実の一面だ。

守備陣も攻撃陣もチームとしてお互いを尊重し助け合う必要があるし、どんな結果だろうと冷静に事実を受け止めていなければならない。

6−0で勝ったときは「我々は世界最高のチームだ」と思うだろうが、すぐに5−1で負けて「我々は最低のチームだ」と落ち込むようでは意味がない。地に足をつけてしっかりと歩んでいくことが何よりも重要だと私は考える。

マジョルカでは確かに負けたが、トレーニングを通じていくつかの問題は改善されていると実感しているし、明日のベティス戦で過去のミスを繰り返さず、改善できた点を活かしていくだけだ。

デニス・スアレスの負傷離脱に関して言うと、どの選手もこのスケジュール的な逆境の中で少なくない問題を抱えている。だが先程も言ったように、自分でコントロールできることとそうではないことがあるのは仕方がないことだ。

とにかく、来シーズンに向けてデニスにはしっかりと負傷を治してもらって、チームとしては残ったメンバーでできることを最大限やっていくしかない。

反対にウーゴ・マージョは徐々に回復してきたし、最後の5試合で彼がチームに戻ってくるというのは素晴らしいニュースだと言えるだろう。

(クラブが周辺のマンションなどから積極的に応援してもらうよう働きかけていることについて)

クラブのこうした取り組みについては全面的に賛成の立場で見ている。

クラブがファンからの後押しを得ようとすること。ファンが我々を支えようと動いてくれること。それらの動きや働きかけにネガティブな要素は無いと断言していいだろう。どんな形でも応援を受けることは我々にとって力になる。

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