【セルタ】サンティ・ミナのセルタ移籍を正式発表。19日にお披露目へ。

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セルタがサンティ・ミナの獲得を正式に発表

スペイン現地時間7月14日、セルタ・デ・ビーゴはバレンシアからFWサンティ・ミナを獲得したと公式記者会見で発表しました。

ミナとセルタの契約は2024年までの5年契約となっており、セルタでの背番号はバレンシア時代と同じ22番に決定しています。

ミナの経歴

サンティ・ミナはセルタでサッカーのキャリアをスタートし、パコ・エレーラ監督時代の2012−2013シーズンに17歳でトップチームにデビュー。このシーズンは1試合のみの出場でしたが、翌2013−2014シーズンのルイス・エンリケ監督時代にはリーグ戦29試合に出場し2ゴールを記録。

エドゥアルド・ベリッソ監督時代にはやや出場機会は減ったものの20試合に出場しており、セルタの選手として3シーズンで50試合に出場し9ゴールを決めています。

1995年12月7日生まれのミナはまだ23歳。

17歳でトップチームにデビューしていることからも分かる通り伸びしろが多く、まだまだこれからの成長が期待できる選手です。

バレンシア移籍後の4年間で数々の重要な試合に出場し、多くの経験を積んでいることからセルタでもその経験を活かした活躍を披露し、セルタでは得られなかったミナ本人の貴重な体験をチームに還元することが期待されています。

すでに獲得が発表され、プレシーズン初日からチームに合流しているデニス・スアレスと合わせてミナの復帰が叶ったことにより、2019−2020シーズンのセルタトップチームにおけるカンテラ出身選手は10名を数えることになり、約半数がセルタのカンテラ出身者で占められることになります。

カルロス・モウリーニョ会長が陣頭指揮を取って進められていた「ガリシア主義」に基づく「カンテラ出身者帰還事業」は、ミナの獲得をもって1つの結末を見たことになり、これ以降はセルタBやそれよりも下部組織における選手育成にさらなる力が注がれていくことになるだろうと見られています。

プレセンタシオンの実施

またセルタは7月19日19時半頃から、ホームスタジアムであるバライードスにおいてミナのお披露目会=プレセンタシオンを実施することを同時に発表。

14日の獲得発表からプレセンタシオンまで時間があることと、開始時間が19時半に設定されているのはより多くのファンがプレセンタシオンに参加できるような配慮でしょう。

もともとミナはカンテラ時代からその才能に期待が注がれていた選手で、モウリーニョ監督自身も「経済的な状況からミナをバレンシアに売却したのは苦渋の決断だった」と言っているように、クラブとしては育てられるものなら自分達の手でずっと育て続けたいと思っていた選手です。

ビーゴのファンもミナがデビューしてからバレンシアへ去っていくまでの過程を知っており、今回のミナ復帰に対する歓迎度合いはまるで「都心に就職した親戚の子供が一旗揚げて帰ってきた」というような雰囲気で受け止められているのです。

マキシ・ゴメスも同日にバレンシアが獲得を正式発表

セルタにとっては「ミナの獲得」だった今回の移籍は、同時にバレンシアにとっては「マキシ・ゴメスの獲得」でもありました。

移籍金5000万ユーロを巡るセルタとバレンシア両クラブ間のせめぎあいから始まり、イングランドのウェストハムによる巨額の移籍金提示やマキシ・ゴメスの代理人ステラーグループの思惑などもあったものの、最終的にはセルタとバレンシアのクラブ間合意とマキシ・ゴメス、サンティ・ミナ本人たちの希望が通る形で決着した今回の移籍。

ミナの移籍がセルタから発表された同日には、バレンシアもマキシ・ゴメスの獲得を正式に発表しており、マキシ・ゴメスの契約期間も2024年までの5年契約となっています。

多少の時間がかかったとはいえ、まだプレシーズンも始まったばかりであり、ミナもマキシ・ゴメスもこれからチームに合流してもさほど苦労せずにチームへ入り込むことができるでしょう。

バレンシアとしてはコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョをサンプドリアへ売却するなど不要な選手の売却を行いつつ、マキシ・ゴメスのような「必要なピース」を揃えたことでチャンピオンズリーグとラ・リーガ両方へ対応できる体制が着々と整いつつあります。

セルタとバレンシアはラ・リーガ第2節で対戦

8月17日に開幕するラ・リーガ・サンタンデール2019−2020シーズンにおいて、セルタは開幕戦をホームでレアル・マドリーと対戦し、翌週8月24日の第2節もホームでの連戦となることが発表されています。

そしてこの8月24日の第2節で、セルタとバレンシアが対戦する日程が組まれているため、いきなりミナとマキシ・ゴメスが古巣と対戦するという状況を迎えるのです。

デニス・スアレスとミナ、そしてガーナ代表DFジョセフ・アイドゥーを獲得したことによってひとまずは軸となる各ポジションの補強が行われたセルタは、フラン・エスクリバ監督が昨シーズン後半から続けて指揮を取ることによってある程度はチームの完成度を高めた上で新シーズンに臨むことができると予想されます。

ファンとしてはむしろそうでなくては困る状況なわけで、そういった意味ではエスクリバにとってこの状況は非常に重要で一定のプレッシャーがかかっているものだとも言えるでしょう。

2018−2019シーズン開幕前にセルタの監督に就任し、後に解任されたアントニオ・モハメドは序盤こそいい調子で及第点とも言える結果を残してはいましたが徐々に順位を下げていき最終的には解任され、チームもそこから下降線をたどる一方でした。

「まずは残留を確定させることが再優先事項」だと公言するカルロス・モウリーニョのミッションを、エスクリバがしっかりと達成できるのかどうかが今シーズンのセルタにとっては最も重要なことであり、順位云々はまた別の話であると考えておいたほうが良いでしょう。

実力者を獲得できたとはいえ、デニス・スアレスやミナのバックアップを務められる選手はセルタにいません。

昨シーズンのように「アスパスがいなければ何もできない」チームであるわけにもいきませんが、だからといって豊富にタレントを抱えることもできないのがセルタの現時点における台所事情であることは変わらないのです。

いずれにせよ、セルタとしてはまず目の前の試合で一つ一つ結果を積み重ね、強豪との連戦をしのぎ「勝てる相手にしっかりと勝つ」というリーグ戦の基本を抑えていくことが求められます。

そのような状況に対して新加入であり復帰でもあるデニス・スアレスとミナがどのように貢献してくれるのか、僕たちセルタファンは彼らの貢献を目にできることを楽しみにしています。

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