【ラ・リーガ】バルサ、新選手獲得資金のために325億円が必要?

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バルサ、オフシーズンの移籍金として2億6500万ユーロの捻出が必要

既にラ・リーガ優勝を決め、コパ・デル・レイ決勝を控えているバルセローナ。とはいえ、チャンピオンズリーグ敗退を踏まえて選手層のさらなる充実が求められています。以前から噂されていたように、バルサはこのシーズンオフの移籍市場において少なくとも3人の選手を獲得しようと狙っていると言われています。

オランダのアヤックスからマタイス・デ・リフト、フレンキー・デ・ヨング。そしてアトレティコ・マドリーからアントワーヌ・グリーズマン。デ・リフトもデ・ヨングも今シーズン終了後の移籍が確実視されており、グリーズマンはちょうど昨日にアトレティコへ正式に退団を申し入れています。

3人の獲得に必要となる移籍金総額

バルサが獲得を狙う3人は各国のビッグクラブも獲得を狙っており、スペインのみならず各国のメディアがその動向を日々伝えています。そして少なくともバルサが一挙にこの3名を獲得しようとする場合、移籍金総額は2億6500万ユーロ。現在のレートで325億円が必要になると言われています。

いくらバルサが世界有数のビッグクラブであるとはいえ、そう簡単に払える金額ではありません。常識的に考えれば現在所属する選手の何人かを他クラブへ移籍させることで移籍金収入を得た上で、その移籍金を新戦力の獲得資金に当てるというのがセオリーになります。

移籍・放出を容認される選手達は誰なのか?

気になるのは誰が移籍や放出を容認されるのかという点です。既にシーズン中から数人の名前は上がっており、おそらく彼らのうちの何人かは近日中にバルサを去ることになると言われています。数人の名前を挙げていきましょう。

フィリペ・コウチーニョ

調子が上がらず、期待されていたほどにはバルサのスタイルにフィットしきれていないままのコウチーニョ。ここ数ヶ月の間チームに貢献できていないとファンからは判断されており、どうやらクラブ首脳陣も同様の考えだと言われています。

コウチーニョの獲得に費やされた移籍金は1億2000万ユーロ=147億円。現在の市場価格は1億ユーロ=122億円と言われており、イングランドのチェルシーがエデン・アザールの移籍に備えて獲得を狙っていると言われていました。しかしチェルシーは今後2年間移籍禁止の処分が下っているためチェルシーへの移籍は消滅。

122億円という移籍金を支払える資金力のあるクラブはヨーロッパでも限られてきます。スペイン国内の報道では今の所具体的な移籍先の名前はあがっていませんが、水面下で交渉が進められている可能性は高いと見られます。

サムエル・ウムティティ

仮にデ・リフトの獲得が実現した場合、バルサはセンターバック1人を放出する必要に迫られます。その有力候補がフランス代表DFサムエル・ウムティティだと言われています。クレマン・ラングレーの加入以降、ウムティティは出場機会を得られずにベンチを温め続けています。ウムティティ本人は進んでバルサを去ることは望んでいないと言われていますが、バルサ側は4000万ユーロ=49億円前後のオファーがあれば放出を容認するだろうとの見方が強まっている状況です。

ただし、ウムティティは今シーズン膝の故障を抱えており、この故障とウムティティ本人の意思という2つの問題が彼の移籍を困難にする可能性は高いでしょう。

イヴァン・ラキティッチ

バルサ首脳陣は5000万ユーロ=61億円前後のオファーであればラキティッチを売却しても良いと考えているようです。中盤にはラキティッチと同様の役割をこなせ、実力的にも似通ったアルトゥールがいます。デ・ヨングの獲得が実現すれば中盤の人材が飽和することにもなるため、誰かを放出する必要に迫られることは間違いありません。

しかしラキティッチ本人はウムティティ同様にバルサを去ることを望んでおらず、なおかつエルネスト・バルベルデ監督はラキティッチに全幅の信頼を置いています。バルベルデの去就次第ではラキティッチの移籍は現実味を帯びてくるのかもしれません。

ヤスパー・シレッセン

ルイス・エンリケの時代にマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが味わった悲哀を今現在最も味わっているのがシレッセンでしょう。シーズンを通じてほぼ出場機会が無く、それでいてオランダ代表にはコンスタントに招集され続けています。

シレッセン本人は退団の意思を固めていると言われていますが、バルサに対して今のところオファーは届いていないという報道がほとんどです。シレッセンとしては出場機会確保のために退団し、次のステップへ進みたいところでしょうが、移籍先の候補がない状態では現在の段階では困難な状況にあると言わざるを得ません。

その他の放出候補達

主力クラスの選手達で移籍の可能性があるのは前述の選手達ですが、それ以外にもこのオフシーズンでバルサを去ることが有力視されている選手達がいます。

  • マルコム
    出場機会が少ないものの、出場した試合では決定的なプレーを見せていることもありバルサは判断に迷っているようです。
  • アンドレ・ゴメス
    現在はイングランドのエヴァートンにレンタルされているアンドレ・ゴメス。エヴァートンがそのまま買い取りオプションを行使するかどうかがポイントですが、トッテナムもここに来て興味を示しているという噂もあり、彼の将来は今のところまだ定まっていません。
  • デニス・スアレス
    冬の移籍でイングランドのアーセナルへレンタルされたデニス・スアレスですが、残念ながらプレー機会を確保するまでには至っていないどころか負傷で戦列を離れているのが現状です。バルサとしてはこのまま買い取ってもらったほうがいいのでしょうが、果たしてプレーしていない選手にアーセナルが移籍金を使うかどうかが疑問視されています。
  • マルク・ククレージャ
    現在は以前日本代表の乾貴士が所属したエイバルにレンタルされていますが、エイバルでの好調をきっかけにバルサ復帰の可能性もあります。他選手の移籍の状況に左右される可能性が高く、その場合は買い戻しオプション付きの移籍になると言われています。
  • ネルソン・セメド
    バルサはセメドのパフォーマンスに満足しているものの、セメド本人はさらなる出場機会を求めて移籍を視野に入れていると噂されています。オファー次第ではバルサも売却を検討するだろうと言われており、仮にセメドが移籍で去る場合にはカンテラからワゲが昇格することになる可能性が高いでしょう。
  • ラフィーニャ
    ここ数シーズン負傷に悩まされているラフィーニャ。この負傷がラフィーニャにとっては向かい風の状態になっており、まだ負傷から回復していない現状ではバルサが興味を示すような好条件のオファーが届くことは難しい状況です。実力的には確かなものを持っているため負傷から回復すればどこのクラブでも戦力として計算できる選手であるため、バルサはプレシーズンの状況を注視する意向のようです。

騒がしくなり始めた移籍市場の行方は?

以上、バルサの移籍に関する噂や予測をまとめてみました。

ビッグネームばかりではなく、これまでバルサを支えてきた選手達の未来がこのシーズンオフで大きく動きそうな気配が漂ってきていますね。

バルサとしては来シーズンこそ再びチャンピオンズリーグ獲得を実現するために、是が非でもチーム力の強化を図りたいと思っているので、シーズン終了後は大きな改革が行われる可能性も高いと見られています。その陰で行く先を決めていく選手達も出てくることは必至です。

来シーズンの開幕までにどのような動きがあるのか、まだまだ目が離せません。

 

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