【ラ・リーガ】メッシとアスパス、ラ・リーガベスト11の2トップに。

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UEFA.comスペイン語版のベストイレブン

ビーゴの地元新聞FARO DE VIGOは、UEFAの公式WEBサイト「UEFA.com」が発表した今シーズンのラ・リーガベストイレブンにセルタ・デ・ビーゴのFWイアゴ・アスパスが選出されたと伝えています。

FARO DE VIGOによるとUEFA.comスペイン語版でのラ・リーガベストイレブンは下記の通り。

GKジャン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
DFジェラール・ピケ(バルセローナ)
ダコナム・ジェネ(ヘタフェ)
ヘスス・ナバス(セビージャ)
ジョルディ・アルバ(バルセローナ)
MFダニ・パレーホ(バレンシア)
パブロ・サラビア(セビージャ)
イヴァン・ラキティッチ(バルセローナ)
セルヒオ・カナーレス(ベティス)
FWイアゴ・アスパス(セルタ・デ・ビーゴ)
リオネル・メッシ(バルセローナ)

代表クラスの選手達を大量に抱えていたとしても必ずしも勝てるチームであるわけではない、というのは例えば今シーズンのレアル・マドリーを見ていれば明らかなのですが、確かにこのベストイレブンのサッカーは見てみたい気がします。

何より、セルタからアスパスがこうした場面で選ばれているということがセルタファンとしては誇らしいですね。ラ・コルーニャの地元民達は歯ぎしりして悔しがっているかもしれませんが。

FARO DE VIGOが伝えている記事の中では、UEFA.comにおいてアスパスは次のように紹介されていたそうです。

アスパスはセルタを苦しみの縁から救い出した英雄である。モアーニャ(アスパスの地元)の男は最後の数試合で、チームを最高カテゴリーに留めるため背中を押し続けた。20ゴールはその働きに値する。

事実であることは間違いないのですが、内容が寂しいですね。

どうせなら「20ゴールを上げてチャンピオンズリーグ出場を引き寄せる一助になった」とかだったらもっとカッコイイのですが。その一方でチーム自体はあれだけ酷い内容のシーズンだったにもかかわらずアスパスがこういった場面で評価されるというのは、やはり「見ている人は見ている」ということでもあるのでしょう。

実際、6月に行われるEURO2020予選のスペイン代表にアスパスは再び選ばれているので、国内外でアスパスの評価は安定し且つ高まっていると見ていいのかもしれません。

ところで、もし本当にメッシとアスパスが2トップを組むことになったら、一体どんなプレーが展開されるのかは一度でいいから見てみたい気もします。セルタにメッシが移籍することはあり得ないでしょうから、あり得るとしたらアスパスがバルサに移籍しなければいけませんが・・・。

ビーゴの地元セルタファンはアスパスを称賛するも・・・

国内外で高い評価を受けているアスパスに対して、地元ビーゴのセルタファン達も絶大な信頼と称賛を送っています。しかし、同時にクラブに対してはかなり不満を感じていることがわかります。

  • ファン全員にとって今シーズンは”偉大なイアゴ”のシーズンだった。それだけが救いだ。最後の10試合のうち5試合がバライードスで行われ、その際にこれだけファンが一体となれたのは素晴らしいことだった。バライードスでの試合とイアゴの復帰がなかったら、シーズンの結果は酷いものになっていたはずだ
  • 酷いシーズンだった。唯一の救いだったのがイアゴ・アスパスの存在だ。彼だけがセルタの魂を抱きながらプレーしていたと感じる。個人的には今シーズン不振だった原因は会長にあると思う。多くの選手達は今日ビーゴにいても明日にはどこにいるのかわからないような選手達ばかりだ。そんな選手達がセルタの魂を持ちながらプレーしていたとは思えない。ビルバオ(でのアトレティック戦)でそれがよくわかった。もし銅像を建てるならモストヴォイじゃなく、いっそアスパスのものにすればいい。(※数年前からモストヴォイの銅像を建てる計画がある)
  • もし「アスパス効果」が無かったら、シーズン終了後の答えはセグンダだっただろうね。経営陣は来シーズンに向けてもっとチームにもソシオにも気を配るべきだ。彼らはいつも我々ファンをないがしろにするような行いをする。我々のことなんてどうでもいいと置き去りにしているように感じるね。

上記のコメントはFARO DE VIGOが独自に行なった3人のファンに対するインタビューへの回答です。

前回の記事「【ラ・リーガ】セルタ、FWマキシ・ゴメスを今シーズンオフに売却へ。」でも書いた通り、現在のクラブ経営陣。特にカルロス・モウリーニョ会長の評価は就任から13年たった今でも評価が分かれます。

【ラ・リーガ】セルタ、FWマキシ・ゴメスを今シーズンオフに売却へ。
セルタのマキシ・ゴメスが移籍濃厚との報道。移籍先候補はプレミアリーグかスペイン国内のようです。奇跡の残留を遂げたセルタの過去と今後の経営方針についても考察します。

インタビューに対するコメントの内容からするとこの3人のファンは年齢層が上のファンである可能性が高いと予想されますが、彼らからすれば確かにオラシオ・ゴメス時代とカルロス・モウリーニョ時代ではファンに対する接し方に差があるように感じられるでしょう。

モウリーニョはメディアやSNSなどを使ってファンに語りかける手法を多用していますが、オラシオ・ゴメスは実際にスタンドでファンと談笑することも多く、ファン受けの良い会長だったことは事実です。

しかしファンの心情はともかくとしても、ルイス・エンリケ監督時代やエドゥアルド・ベリッソ監督時代のようにヨーロッパリーグ出場に伴うテレビ放映権料などのボーナス収入が見込めない状況では、安定した選手獲得や維持などが難しいことも事実。

例えば40代前後のセルタファンからすると2000年代初頭の「ちょっと輝いたセルタ」の面影が忘れられないことでしょう。僕自身もそうです。あの頃の幻影がちらつき、忘れられない輝きだったからこそ今の状況が許せないという気持ちも理解できるのですが、残念ながら時代は過ぎ去り変わっています。

願わくば来シーズンはもう少しまともなシーズンになるよう、経営陣には辛抱強くチーム強化の方策を練って欲しいと思わずにいられません。

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