【Google】アドセンス申請〜合格までの軌跡【AdSense】

雑記

Google AdSense合格への道

こんにちは、チェマです。

本日2019年6月4日の早朝にGoogleからメールが届いており、晴れてGoogle AdSenseに合格。このブログを収益化できるようになりました。

このブログ「ChemaLog」開設日&初記事投稿が4月30日。

5月3日にアドセンスへの審査申し込みを行いましたが、5月17日に「審査不合格」の通知。

不合格理由は「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」でした。

不合格通知を受け取ってからすぐに「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」を当のGoogleで検索し、同様の理由で審査不合格となっていた方たちのブログやTweetを読み漁り対策を練った後、5月20日に再度申請。

結果、15日後に合格という流れでした。

そこでこの記事では、アドセンス初回申請時の状況〜合格に至るまでにやったことを備忘録として残しつつ、これから申請する方や同じ「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」で審査に落ちてしまった方向けの情報として説明してみたいと思います。

アドセンス初回申請時の状況

ブログ全体の準備状況

2019年4月30日の初記事公開=ブログオープンまでにサイト全体に対して行った準備は以下の通りです。

前提条件:

  1. Mixhostでサーバーレンタル済み
  2. WordPressインストール済み
  3. WordPressテーマは無料テーマ「Cocoon」をインストール済み
  4. ドメイン取得済み
  5. サーバーへのドメイン設定完了済み
  6. 公開カテゴリー作成済み:7カテゴリー
  7. SSL化済み
  • プライバシーポリシーを固定ページとして作成・設置
  • サイトマップの作成・設置
  • Google Analyticsアカウントの作成・取得
  • Google Analyticsの設定と設定内容のブログへの反映(無料テーマ:Cocoon内)
  • Google Search Consoleアカウントの作成・取得
  • Google Search Consoleの設定と設定内容のブログへの反映
  • XMLサイトマップを設定→Google Search Consoleへ送信
  • Google AdSenseアカウントの確認
    ※YouTubeが収益化プログラムを開始したタイミングでゲームのプレイ動画を上げていたことがあり、その際に作成したアカウントが使えるかどうかを確認しました。結果OKでした。ただし、このブログ自体は新しい収益化予定サイトとして登録・申請が必要でした。

サーバー

Mixhostを契約した理由は、海外からでも設定変更なくアクセス・管理が可能なことと、月額換算の費用が最も安かったことです。

エックスサーバーも候補に入れていたのですが、海外からのアクセス・管理は基本的に遮断されているためVPNを経由してのアクセスを毎回行うか、設定を変更したりする手間がかかるため候補から外しました。

エックスサーバーの場合、不定期にドメイン無料キャンペーンなどもあるので魅力的だったのですが、ブログ開始時にはキャンペーンは行われておらず、余計な設定変更などを行う必要がないことと当面の最安値で運用したかったので結局Mixhostを選択しました。

日本に住んでいる方の場合はアクセス制限などの問題や設定に関しては無縁だと思うのでどちらでもいいと思います。長い目で見たらドメイン無料キャンペーンの時にエックスサーバーを申し込むのがいいのかもしれません。ドメイン料金て毎年かかるので、長期間運用するなら差が出てくるのは確実だと思います。

ドメイン

お名前ドットコム、ムームードメイン、ロリポップなどいろいろありますが、最終的にお名前ドットコムで登録しました。いろいろ調べてはみましたが、個人的にはどこで登録してもさほど大差はないのかなと思ったので。

アドセンス申請時の公開記事数

アメーバブログで書いていたプログラミング(HTML & CSS)の学習日記をコピペで貼り付け&公開=7日分。4月30日〜5月3日までに執筆・公開した記事9つの合計16記事。

カテゴリーの内訳は

  • プログラミング:7記事
  • Apple:1記事
  • スペイン語学習:2記事
  • La Liga情報:5記事
  • 雑記:1記事

です。当初「ブログの始め方」というカテゴリーも作っていましたが、ブログオープン〜アドセンス申請までの間には記事を公開していません。

一応、形だけでも全てのカテゴリーに記事を入れようと思っていたのですが、「ブログの始め方」は手付かずでした。

1回目のアドセンス申請〜不合格と、不合格の理由

5月3日に16記事目を公開した後、ブログのURLをアドセンスの申請フォームに入力し、申請完了しました。

審査完了・合否判定の回答までには「最大14日間」かかると表示されたので、気長に待つことにして終了。

その後もブログの執筆は続け、今日までこの記事を含めて毎日更新を続けています。

5月17日、Googleからメールが来ていたためドキドキしながらメールを開くと

審査の結果、残念ながら、現時点ではお客様のサイトに広告を掲載することはできません。サイトに広告を表示できるようにするには、問題を解決してください。

の一文。

アドセンスアカウントにログインし詳細を確認すると、前述の

「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」

との文言が記載されていました。

「価値の低い広告枠」とは?

この「価値の低い広告枠」という不合格理由にはいくつかパターンがあるようです。

僕が調べている最中に出てきたものだと、

  1. コンテンツが存在しない
  2. 複製されたコンテンツ

の2種類があるということは間違いないようです。

「複製されたコンテンツ」というのが、明確に何を指しているのかは明らかになっていない模様。

この状態から改善してアドセンスに合格した方のブログを読むと、以下の状況だったみたいです。

サイト内に「複数の類似する記事」、「同じテーマの複数の関連記事がある」

テーマを絞ったサイトやブログであれば類似する記事が複数あるのは避けようがないことだと思うのですが、Google側から明確に問題点が指摘されることはないので、この点はあくまでも類推するしかないみたいですね。

上記を指摘された方は無料で使えるウェブ上のコピペチェックツールを使って全記事洗い出したそうですが、コピペ率はほぼゼロに近い状態だったとか。

それでもリライトにリライトを重ねて更にコピペ率を下げる努力をされたみたいです。

さて、僕が指摘された

  • コンテンツが存在しない

ですが、これも意味がわかりませんでした。

ブログのコンテンツとは「公開された記事」であることは明白です。このブログは特に動画の紹介ブログではないですし、公開・申請の時点では動画の貼り付けも一切行っていませんでした。

16記事公開されている時点で申請し、不合格通知が来た時点までも含めて約30記事前後を公開していたのに「コンテンツが存在しない」とはこれいかに?と思い散々調べてみましたが、少なくとも僕には明確な解決策を発見することはできませんでした。

不合格理由:「コンテンツが存在しない」の定義付けと洗い出し

不合格理由である「コンテンツが存在しない」が何を指しているのかについては、Googleは指摘してくれませんしアドセンスの通知画面でも示されません。

そこで、僕は「このブログにおけるコンテンツとは何を指すのか」を定義付けし、その定義に基づいてブログ内の問題の洗い出しをすることにしました。

「ChemaLog」における「コンテンツ」とは?

「ChemaLog」はどこからどう見ても「ブログサイト」です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。「WebにLogする」のウェブログ (weblog) をブログ(Blog)と略称する[1]。執筆者はブロガー (blogger)、個別記事はブログエントリーと呼ばれる。

Wikipedia先生が解説しているのは、つまるところ「テキスト=文字主体のウェブサイト」だということを意味しています。

まさにその通りChemaLogは99%文字だけで構成されているサイトであるため、まさしく「ブログ」であるわけです。

ブログであるChemaLogが持つ「コンテンツ」とは、管理者であり執筆者である僕自身が書いたテキストの集合体であるにほかなりません。

まず「ChemaLogにおける”コンテンツ”とは何か?」については定義することができました。

「コンテンツが存在しない」を解決する

「コンテンツ=テキストの集合体が存在しない」ことがGoogleとGoogleへ広告出稿を依頼している広告主にとって「価値の低い広告枠」であると定義しました。

そうだとすると、「テキストが存在しない」とは何を指しているのかを明確にするか、もしくはテキスト量が少なかったりまとまっていない記事があるのか無いのかを明らかにできれば、あとはそこを解決すればいいということになります。

最初はアイキャッチ画像を全て変更するとか、キーワードの設定し直しなども視野に入れていて頭を抱えていたのですが、「コンテンツ」についての定義付けをしてからは問題が明確になった気がして少し気が楽になりました。

定義付けができればやることは明確です。

全記事の見直しと、可能な箇所のリライト及び追記を行うことをまず考えました。

まずアメーバブログからコピペして貼り付けただけだった記事全てに見出しを付け、段落をわけました。また、Cocoonで設定できるSEOタイトル、説明文、SEO用検索キーワードを全て設定。

記事タイトルの変更も考えたのですが、記事内容を読み返してもタイトルを付けられるほど中身のある内容ではなかったため、とりあえずタイトル変更は保留。

5月18日以降の執筆記事に関しては、アイキャッチ画像にも日付とタイトルを入れて記事個別のものにすることとし、様子を見てみることに。つまり、「アイキャッチ画像を見れば、いつ何について書かれた記事か」がわかるようにしました。

さらに、記事を執筆せず空のカテゴリーになったまま放置していた「ブログの始め方」カテゴリーを削除しました。少なくともこのカテゴリーを削除することで、「テキスト=コンテンツがない」カテゴリーが存在しないという状況が作れると考えたからです。

これにより少なくとも「記事が入っていない=テキストの集合体としてのコンテンツがない」記事やカテゴリーは無くなりました。

記事の品質向上

引き続きアドセンス合格のための情報を検索していたところ、いくつかのブログや記事で以下のような意味のことが書かれていることに気づきました。

ただ情報を羅列するだけで終わらせず、”その記事でしか読めないもの”=オリジナリティや、筆者本人の見解・考察・感想などがあったほうが良い。

確認するために再度全記事を見直してみたところ、確かに情報の羅列だけで終わっている記事も多く、内容に関して僕個人の思いや考察などを書いている部分が少ないことがわかりました。

そのため後付ではありますが、できる限り「筆者としてどう思うか」という一文やフレーズなどを全ての記事に追記しました。また不合格通知以降の新規記事では僕個人が考えることを書くボリュームを増やすようにしました。
※ちなみに僕個人の考えや考察などを書くボリュームを増やして以降、ブログ全体のPV数が明らかに上がりました。

記事の適切な装飾

いろいろなブログを読んでいると、読みやすいブログというのは文字の装飾などが適度に行われていて、引用タグが使われていたり、表とリストなども上手く組み合わされているんですよね。

なので自分の記事でも文字の装飾やリストの活用、表の使用などが可能な場合には積極的に使っていくことを意識するようにしました。

WordPressプラグインの見直しと設定変更

ブログ全体への対策も同時に行うことにしました。

ブログを開設・公開するタイミングでは、いくつものブログを読み漁り「WordPressでのブログを始めるために」という情報を寄せ集めていたんです。

設定の方法、テーマの選び方、キーワードの設定方法やオススメのプラグインなどなど。

結果的にプラグインは20個以上インストールしており、後からわかったことですがそのうちの1つがCocoonの標準機能を侵害して目次の自動表示ができなくなっていることもわかりました。

そこで、一度プラグインを全て削除し、次のことをしようと思い立ちました。

  • 明らかにブログとして成功していて
  • Twitterでもフォロワーを多く持ち
  • ブログ自体の運営年数が長いブログと同じプラグインを入れて設定も真似る

僕が参考にしたブログはマナブさんの運営するmanablog.orgです。

WordPressのおすすめプラグインは8つだけ。断言します
WordPressおすすめプラグイン50選みたいな記事が多いですが、50個のプラグインを放り込んだらメンテナンス不可能です。本当に必要なプラグインを経験に基いてまとめました。

この記事で紹介されているプラグインを導入しました。

特にAll In One SEO Packは「入れないほうが良い」と書いてあるブログと「必須」と書いてあるブログが混在していて、結局どっちがいいのかわからなかったんですが、入れないで効果の有る無しもわからないままでは評価のしようもないと思いましたし、manablogは少なくとも僕のブログよりも読者がおり、SNSでも僕の何百倍もフォロワーを獲得しているブログです。

とにかく、真似できそうなものは真似ようと思ったのでmanablogに絞ってプラグインを真似ることにしました。

結果的にGoogle Search Consoleを見てみると、プラグインの変更を行ってから検索表示回数は増加しているので良かったんだろうと思っています。

ブログ全体の設定や記事の見直し完了

上記の設定変更や見直し。さらに全記事や不合格通知以降に執筆した記事の見直しを終えたのが5月25日。

設定の変更などに一定のメドがついたのが5月20日だったので再度アドセンスを申請しています。

5月17日〜20日の間もブログへの執筆と記事公開は継続しており、毎日更新は35日を継続中です。

ちなみに、5月17日の不合格通知以降は意識的にTwitterのツイート数も増やし、執筆記事のセルフリツイートも一定時間おきに行うようにしました。これはアドセンスの審査に影響するのかしないのかは正直良くわかりませんが、少なくともPV数の増加やTwitterからブログへの流入・導線確保という点では効果があったと思います。フォロワー数もそこから増加し始めましたし。

今から振り返ればブログの開設〜公開までは勢い任せみたいなところがありましたから、正直なところを言うと1回目のアドセンス不合格というのは自分のブログ自体を細かく自己分析するいい機会でもあったかなと思っています。あくまでも結果論としては、ですが。

待つこと15日・・・。2回目の申請でアドセンス合格に!

そして今日6月4日早朝、寝起きの頭でメール通知を見るとGoogle AdSenseの文字が見えたので早速開封。

Twitterとか他の方のブログとかでよく見るメガネのお姉さんが見当たらなかったので若干不安だったんですがw

半信半疑でアドセンスアカウントを開いてみると広告を表示するためのガイドを見ることができるようになっていて、設定してみたらきちんと記事内に「スポンサーリンク」の枠が出現。

ここから数時間〜数日で広告が出現するようになるようです。

最後に

不合格でも腐らない

自分としては頑張って書いてきた記事が詰まったブログに対して「広告を表示するのにふさわしくない」と言われているのと同義であるアドセンスの不合格通知。

ふてくされてしまいそうになりますが、一度冷静になって自分のブログを見返して分析する機会になるのも事実です。合格するために改善しようとする中で、改めてブログについて気がつくこともあるので、「不合格でよかった」とは思いませんが、まずは冷静になることが重要だと思います。

これを機会にググりまくって問題解決→改善

「眼の前の事実から仮説を立てて検証する」

というのは、どんな場面でも必要になる作業です。ブログに限らず会社での仕事でも、例えばプログラミングでバグが出た時などでも必要になります。

なので、不合格通知が来ても焦らずに「何を言われているのか」を冷静になって考えてみることで、問題解決の糸口が見えることもあるんじゃないかなと思います。ただ、僕の場合はけっこうラッキーだったのかなとも思うのです。

Twitterを見ていると10回、20回申請していてもまだ合格しないというTweetを見ることもあるので・・・。

アドセンス合格後の「これから」

Twitterでも書きましたが、アドセンスに合格したということは、「君の書く文章にはお金を払う価値がある」と認めてもらえたことだと理解しています。

つまり僕の書く文章と一緒に、広告主がGoogleにお金を払って掲載する広告を掲載する価値がある場だ、と認めてもらえたということ。

いつになるかはわかりませんが、いずれ僕のブログが収益を生むようになる権利をもらえたことになり、文章を書くことでお金をもらうプロとしてブログ運営をしていくことになりました。もちろんそれは目指すところでしたし、伸ばしていこうと思ってもいます。

ただし、まだまだアドセンス合格とアドセンスでの収益獲得だけではなく、もっと先に目指したいものがあるので今回のアドセンス合格で安心して足を止めること無くブログの運営と記事の執筆を続けていきたいと思っています。

もちろん質を落とさず、更に記事の質と面白さを上げていき、もっと多くの方に読んでもらえる内容のブログとして自分自身も成長していきたいと思っています。

幸いリピーターとして定期的にこのChemaLogを訪問してくれる方々が全体の3割ぐらいまで増えてきました。

そういった読者の方々に喜んでもらえる記事をこれからも書いていきたいと思います。

これからも引き続きよろしくお願い致します!

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