【セルタ】オカイにプレーOKの診断。ミナとマージョはスタメン起用か

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オカイ・ヨクスルが実戦復帰へ

スペイン現地時間9月13日金曜日のマジョルカ対アトレティック戦を皮切りに再開されるラ・リーガ・サンタンデール2019−2020シーズン。

セルタ・デ・ビーゴは9月15日の第4節グラナダ戦をホーム、エスタディオ・アバンカ・バライードスで戦います。

その第4節に向けて朗報をスペイン最大のスポーツ紙MARCAとビーゴの地元紙FARO DE VIGOが伝えています。

3ヶ月以上の長期に渡って右膝の負傷で離脱していたトルコ代表MFオカイ・ヨクスルがクラブのメディカルチームよりプレー可能との診断を受け、久々に招集メンバー入りする見込みが高いとのこと。

MARCAによるとスタメンで起用されるかどうかはまだ見通しが立っておらず、その理由としてここまでの3試合でスペインU-21代表MFフラン・ベルトランの調子が上がり、ベルトランのプレーにフラン・エスクリバ監督が満足していることをあげています。

もともとシーズン開幕前の段階でセルタとしてはオカイの穴を埋めるべく守備的なセントラルMFの追加補強に動いており、開幕直前にフランスのリヨンからカンテラ出身のMFパペ・シェイクをレンタルで獲得していました。

しかし開幕戦のレアル・マドリー戦はともかくとして、第2節バレンシア戦、そして特に第3節セビージャ戦でスロヴァキア代表MFスタニスラフ・ロボツカとフラン・ベルトランのコンビはバランスの取れた素晴らしい中盤でのプレーを見せています。

特にセビージャ戦で見せたロボツカはまさにフル回転という言葉が当てはまる種類のもので、守備面での貢献も含めてチーム全体への影響力が高く、ロボツカが守備に追われた場合に見せたフラン・ベルトランの展開力も最終的に引き分けに持ち込んだセルタのプレーを大きく活性化させることを示していました。

オカイ復帰後の布陣はどうなるのか

個人的にはグラナダ戦でオカイがスタメンにいきなり名を連ねることはないだろうと思っているのですが、おそらく後半の試合終了が近づいた段階で試合展開としてセルタに有利な状況であれば10分〜15分程度のプレー時間が与えられるのではないかと考えています。

そこでの様子を見て第5節アトレティコ・マドリー戦からスタメンに復帰するかどうかということをフラン・エスクリバ監督は考え始めることになるでしょう。

「勝っているチームはいじるな」

というセオリーを、フラン・エスクリバはここまで忠実に守っており、事実セビージャ戦でもスタメン起用が噂されたFWサンティ・ミナを交代でしか使っていません。

したがって、ここまで一定の結果を出してきているフラン・ベルトランに関してもグラナダ戦ではスタメン起用を継続する可能性が高いと僕は考えます。

ただし直近の2週間は国際Aマッチウィークのためにリーグ戦は中断されており、その間もチームのトレーニングは続いていたため、その中で何か布陣に変更を加える必要性をフラン・エスクリバが感じていたとすればどのような布陣になるかは未知数になってきます。

MARCAとFARO DE VIGOによれば負傷から復帰したFWサンティ・ミナとDFウーゴ・マージョはスタメンでのプレーが問題ないほどに回復しているとも言われており、少なくとも右サイドバックに関してはケビン・バスケスに代わってウーゴ・マージョがスタメンになる可能性が高いでしょう。

前線でイアゴ・アスパスとコンビを組むFWのもう一枚は考えどころですが、セビージャ戦でのウルグアイ人FWガブリエル・”トロ”・フェルナンデスのプレーを見ている限りでは、グラナダ戦に関して言えばサンティ・ミナがスタメンになる可能性も高いのではないかと思います。

オカイのコンディションがスタメンでのプレーに耐えうる状態になった場合、おそらくはフラン・ベルトランがスタメンから外れることになるでしょう。

ラフィーニャの負傷も軽いもので2週間程度での復帰が見込まれていますから、負傷者が復帰した後のセルタは一気にそこそこの選手層を抱えるチームと化すことになります。

各ポジションに最低1人はバックアッパーが確保されており、それでいていまのところは際立ってエゴイスティックな性格の選手達でもありません。

チームの雰囲気が壊れずに一定の結果を出し続けることができれば、今シーズンのセルタが昨シーズンほど崩れることはないだろうと僕は予想しています。

まずは勝ち点41がターゲットラインか

2018−2019シーズン、17位で残留を決めたセルタの勝ち点は最終的に41でした。

勝敗数は10勝11分17敗。

今シーズンのセルタが公に掲げている目標は「プリメーラ残留」ですから、少なくとも昨シーズンの勝ち点と勝敗数を達成することが最低限のノルマになります。

第3節を終えた段階で1勝1分1敗の勝ち点4となっているセルタ。

得点力を向上させることが主目的となった補強を行ってきていることを考えれば、グラナダ戦と続くアトレティコ・マドリー戦はできれば敗戦を避けたいところです。

開幕前のインタビューでフラン・エスクリバ監督は

残留を確実にするためには敗戦の数を減らし、勝ち点を取らなければならない。勝ち点を取るためにはゴールが必要だ。ゴールを奪い続けることができれば勝ち点を失うことは減るだろう。

とコメントしており、今シーズンは積極的にゴールを狙いに行くという姿勢を明確にしています。

セビージャ戦の終了間際に決めたデニス・スアレスのゴールはこの言葉を体現したものと言っても良く、逃げずに前に出ていく姿勢が産んだゴールだったと言っても過言ではないでしょう。

開幕の3試合におけるイアゴ・アスパスの存在感は昨シーズンよりも確かに薄まっているようにも感じられますが、もともとアスパスはスロースターターなところもあり、なおかつ今シーズンに関して言えば周囲にアスパスをサポートできる選手が揃ってきた影響があります。

特にデニス・スアレスの存在により前線でアスパスが右に左にと目まぐるしくポジションチェンジをしながらキープとシュートの両方を視野に入れてプレーする必要性は減少していますから、現在のセルタにおける立ち位置がしっかり定まってくれば再び3年連続でサラを獲得したスペイン人トップクラスの得点能力を発揮してくれるはずです。

2トップが採用されている現在のセルタではアスパスの相棒となるサンティ・ミナ、あるいはトロ・フェルナンデスの得点も重要です。

デニス・スアレスやブライス・メンデスという質の高いパスやサポートを提供できるプレーヤーが控えていることを利用し、ミナやトロ・フェルナンデスの得点も伸ばしていくことができれば、必然的に残留ラインの勝ち点と勝敗数はクリアできると考えるのが自然でしょう。

・・・と誰もが考えていたはずの2003−2004シーズンと2005−2006シーズン、それぞれチャンピオンズリーグとUEFAカップに出場する前シーズンを送っていたにも関わらず降格の憂き目にあいました。

油断は禁物。

チームの歯車というものは、少し狂い始めた段階では多くの人が気づきません。

狂っている事に気がついた時にはもはや手遅れ、ということがほとんどであることをセルタもセルタファンも知っているはずです。

そのことを常に頭のどこかに置いておいてほしいと僕はフラン・エスクリバに声を大にしてお願いしたい気分です。

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